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                                             京都建築専門学校のみんなで町家を改修して楽しく過ごそう。       ある古い町家に住み、勉強したくなった2人の学生から始まった町家改修。                                            ゆくゆくはこの町家を代々学生で継いでいき、保存し活用していこうという計画が始動しました。
ごあいさつ

大宮町家は、町家に住みたい!
と思った京都建築専門学校の学生が
先生や大工の棟梁に教えてもらい
自分達で改修した町家です。
現在は全体の改修はほぼ終わり、
のんびりと昔ながらの生活を
楽しんでいます。
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職業:
MOUSOU
趣味:
妄想
お気に入りの言葉:
『 町家は日本の宝ばい 』
『 建築とは何ぞや 』
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お花部部長
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2024/05/19(Sun) 04:17:01
ついに南側の荒壁塗り終了しました♪へたくそな部分もありますが、そのへんは上手な方々にフォローしていただきながら 何とか かんとか 完成です!

次は 中塗り、 仕上げ塗り と はてしないですが・・・・・腕をあげにゃいかんとですっ!!!やるしかなかとです!!!!

IMG_5088.JPG

ここで吉報でぇ~す♪


「なんか明日の製図の補講はコピーらしいよっ!!!!!」
「うっそ!!!マジで!? 」
「いや、マジで♪」
「それって吉報じゃね?」
「吉報やん♪」
           ワイワイ♪ ガヤガヤ♪

はい、余談でしたぁ~♪
IMG_5086.JPG

そうして 俄然やる気になった彼ら彼女たちは はしゃぎだすのです・・・・・・


IWは縁側にもぐっての作業!スバラシイっ!!!!

勢いあまって電球もわってしまいます・・・(四個目 m(_ _)m by M

大工仕事は 柱を刻み、立てていく 作業にはいります!

今日は満月です。町屋から見る月はすばらしかね~♪

最後になりますが TSUさん 肉まんごちそうさまでした♪


          IW&TSU&M&J&Y
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2007/09/27(Thu) 21:48:04
この日はS先生が朝から来られて作業が始まる・・・
「ここもやっちゃいなよ~!ここも早くやっちゃいなよ~!ここも、ここも・・・」

・・・ まぁw(@_@)w

よし、やろか~!!!
みんなに火がつきました!
町子&Y&IW&IS&TSUが、土をこねたり、こねたりして・・・土間との間の壁を塗ります。
今日は作業服で来たISも、やる気でバリバリ働いとった!

Mは一人、鴨居を外す作業を黙々と・・・

IMG_5016.JPG

O&Jは、表の南側の板壁を外す・・・
表の南側の壁の板を取り外し、土壁を塗る。
貫を一から入れ、えつりを入れ、木舞を一から編み、土を塗る。
もういちど、言います。
貫を一から入れ、えつりを入れ、木舞を一から編み、土を塗る。
Oが貫を作る。その間にJが木舞の竹を切る。スタンバル。
すばやく貫が入る。J、木舞編みに取りかかる。ナイスな連携やった。

IMG_5010.JPG

学校の事務のINさんが、入学希望者の保護者の方と一緒に見学に来られた。そこで、白くまホイップアイス?を食べながら、いろいろとお話しをして・・・学校をアピール♪
帰り際に、INさんに「みんなで何か飲んで。」とお小遣いをもらいました!ありがとうございました~♪そのINさんのやさしさの詰まったお金をMは自分のふところに入れていましたよ・・・

IMG_5023.JPG (休憩中・・・)

この日は満月前日。月がとっても綺麗だったので、お月見パーリーをすることに♪
大宮の縁側をちょっと綺麗にして即席照明を作って、ピザを買ってきて、月をみんなで眺めながら・・・
ひやしあめ、グリーンたれ、ロシアンたこ焼き・・・
大宮が賑やかや・・・楽しかった♪
完成してもこんな感じでみんなでワイワイしましょうね!
みんなで!仲間も先生も大家さんちもご近所さんも、みんなで!!

IMG_5061.JPG

パーリーも終わり、残ったのは町子&J&Y・・・
表の壁の土塗りを3人で・・・

そこへ・・・トーマス現る。
不思議な間を持つ外国人。変な関西弁を流暢に話す外国人。妻子持ちの外国人。気が利く外国人。何故か閉じこめられてる外国人。ちょっと怖い外国人。
「・・・ってか、出してくれへん?妻とか待ってるし・・・寿司好き!」
町子&Jは、必死に笑いをこらえ対応。
おもしろかった~!トーマス、また来てくれるといいな♪

土壁も塗り、この日は終了!
素早い作業やら、パーリーやら、トーマスやら、いろいろあった一日やった。。。


大家さん&S先生&町子&J&Y&O&M&IW&IS&TSU
IN&保護者&トーマス




2007/09/26(Wed) 21:53:22

僕らの学生棟梁の二人・・・大棟梁O&棟梁Mは、今日も2本目の貫を入れるべく、墨付け・鑿で彫り・・・

町子&J&Yは、今日もひたすら木舞編み・・・こまい ami ami・・・

CIMG0082.JPG

みんな、自分のバイトの時間が来るまで、大宮にいて作業をしてくれます。
みんな、それぞれ他にもやることたくさんあるのに、作業を頑張ってくれます。
感謝してます・・・ありがとう、みなさま!!!助かります!!!!!

この日も、みごとに貫が入り、餃子の王将で一休み・・・

そして~~~~~~、貫入れたとこの壁塗り!!!!!!!!!!
がんばった!!!!!!!!!

CIMG0056.JPG

町子&J&Y&M&O

2007/09/20(Thu) 20:53:46
CIMG0066.JPG 今日は下側の貫の墨付けと南側の壁の小舞編みをしました。
貫を入れないと壁に土をぬれないので急がねば!と思いつつやっておりますが、どうしようか迷っているとあっという間に時間が過ぎてしまってなかなか進まないです。う~ん、難しい。その間J君はひたすら小舞を編んでいます。地道にコツコツと…もう少しで壁が塗れるようになります。途中散歩中のご夫婦が立ち寄って頑張ってねーと声を掛けてくださいました。励みになります。完成したらまた見に来てくださるとのこと。頑張らねば!



J&M&Y


2007/09/19(Wed) 23:22:41

まず・・・
M校長先生、ごめんなさい。
Jの誘いに来て下さったのに、遅れていなくて・・・すみませんでした。

とうとう壁のメインイベント→壁ぬり はじまりはじまり~♪
今日のメンバーの半分以上の人が壁ぬり初体験でした。
S先生、町子先生の教えを頼りに 始めは自信なさげにそ~っとそ~っと・・・・

CIMG9849.JPG

「こがんとでよかと?」などといっていた熊本人もいたり・・・

人が多かったので不慣れながらもちゃくちゃくとすすんでいきます

技術はさておき 調子にのってきたJとY・・・土が宙を舞いはじめたのはそのころからでしたね・・・
(職人さん達は土を二階まで投げるそうです)

東京からのお客さんも一緒に汗だくになりながら 作業は楽しく進みます・・

いつの間にやら今日の目標地点に到達っ!!迫力満点だった木舞一面の壁とお別れです。

CIMG9944.JPG

終わってみると 泥遊びの後のような格好の人もいたり・・・・

まだまだ先は長いですが やるしかないっ!

余談・・・!?


作業後に大家さんと語り合っていると  玄関のチャイムの話しになり 今まで誰もさわっていなかったボタンを一押し・・・・・・・・

「ピ~ンポ~ン!!!!」

なんと心地よい音色でしょう♪

お越しの際はブレーカーがあがっているのをご確認のうえ  是非どうぞ~♪



J&Y&S先生&町子&Z&ISI♂&東京のYさん

2007/09/16(Sun) 00:32:40

CIMG9807.JPG本日、大宮町家で作業をしていると・・・
学校説明会に来られた10人ほどの人を連れて、校長先生&S先生&町子先生が大宮町家を見学に来られた♪僕らの作業を学校でも紹介して頂いて、とても光栄ですな~♪
そこで、S先生の町家についての説明や町家への情熱・町子さんの町家文化を守りたいという熱い思いに、耳を傾けながら、僕らは黙々と・・・しかし楽しげに作業を続ける!いや~、S先生の言葉、町子さんの思いには、何か熱いものを感じ、良かった!!!
そんな中、校長先生の言われることには、「大宮町家の表の壁に使われている板は一枚板で、借家にしては良いものを使っている。」とのことだった。また、新たな発見や・・・大宮町家の良い点や♪

お昼になり、よしやまち校舎にて、先生方・先輩方・見学者の方一部と一緒にお昼ご飯・・・
ご飯を食べながら、よしやまち校舎に使われている色々な箇所の木材クイズが始まった・・・
さあ、この柱はなんでしょう?この机は?この柱の仕上げは?・・・Jはことごとく正解!!!!!!することもなく・・・S先生に答えを教えて頂く。しかし、「前、○○先生は違うように言ってた!」などと意見が出て、どれが本当なのやら・・・いや!S先生が正しいのです!!!間違いない!!!!!!!!

さあ、午後からの作業開始や!
東京から来られたYさんも参加し、木舞を編んだり、土をこねたり・・・Yさん、作業にとても疲れたようで、帰る頃にはクタクタで帰られました。お疲れさまでした!

この日の作業メイン場面といえば、やはりこれではないでしょうか・・・
今までO&Mの二人の学生棟梁により進められてきた貫が・・・・・
この日・・・冗談ぬきで上段貫がはいりました~~~~~~~~~~どんぴしゃ♪♪♪
さすがです・・・手伝い使用人のJ&Yには到底できないであろう貫入れ・・・さすが、学生といえどもこの二人の棟梁はやりますな!!!はい、ここでO学生棟梁と貫の記念写真♪入れた貫の裏には、ちゃんと名前を記し後世の方に名前も残しておきました♪

CIMG9821.JPG

そのころJは・・・
木舞編みの鬼と化しておりました。ひたすらに。ただひたすらに。修行でもしているかのように。ひたすらやっていると、指が動きを覚えてきて、次はここに人差し指が来て、次に親指でここを押さえ・・・いいね、指達!いい動きやよ~!って傷だらけになっていく指達を励ましつつ頑張りました。

今日は久々にラストは借り主・仕掛け人J&Yだけに・・・
ここで暮らすことへの妄想で盛り上がりながら、それを糧に・・・しみじみと作業しました。


M校長先生&S先生&町子&J&Y&O&M&Z&F&見学者の方がた&東京から来られたYさん


2007/09/15(Sat) 02:47:56
今日は、壁を崩して露わになった木舞の補強と土壁の練りを始めた・・・

CIMG9788.JPG木舞は、綺麗に残っていた。大家さんの話しによると、明治から木舞・壁を修復してはいないと思われるらしい。普通は、壁を崩すと木舞が一緒に崩れてくるのが多いらしいが、こんなに綺麗に残っているのは珍しいらしく貴重なものである。すばらしい!しかし、やはり痛んでいる所もあり、その補強をした。新たな木舞を足し、縄で編んでいく・・・縄や木舞で擦れて、指が傷だらけや・・・

そんな時に、仲良しのご近所の屋根屋のおじちゃんKさんが覗きに来られた。
木舞編みの昔話や、土壁の土練りのアドバイスなど色々とお話しをしました。屋根屋さんなだけに詳しいことをいろいろ聞かせて頂き、勉強になりました。。。
作業を続けていると、またKさんが来られて、コーヒーと紙テープを持ってきて下さいました。紙テープは、木舞編みで指が擦れるのを守るために職人は巻くらしく、痛んだJの指を優しく包み込むのでした・・・
Kさん、ありがとうございました~!!!!!!
大家さん娘さんも「こんばんは~」ってチラッと来られた。なんかKさんの話しを聞いてて、その間に帰られた・・・なんか悪いことしたな~。また来てはいよです!

CIMG9792.JPGこの日はその他にも、もう暗くなった中、灯りをともし木舞を編んでいる僕らを外から見かけた老夫婦が声をかけてくれた。「おお、若い人こんなしてくれてるなんて嬉しいね~。偉いね~。」・・・
あれはなんか嬉しかったね・・・なんか元気をもらったね・・・作業に少し疲れたみんなの手がまた動き出した・・・あれは良いね。

そういえば、前を通る人がみんな中を眺めていくね~。大宮が気にかけられてるね~。挨拶を交わす人もだんだん増えてきた。良いことや~。小さな幸せや。

お隣さんのNおばあちゃんは、いつも玄関から「おきばり~!!」って言ってくれる。
「こんにちは~」「おきばり~」、「こんばんは~」「おきばり~」・・・いつも、これ!なんかイイね♪

こういうのも、大切にしていかなね!!!!
ご近所さん、これからもどうぞ宜しくお願いします!!!


町子&J&Y&M
2007/09/14(Fri) 01:34:14
今日の一般構造・日本建築史から解放され、よしやまちでお昼ご飯♪
そして、庭で一休み・・・ごろり・・・
やっぱり、町家は良いもんですな・・・

いざ、大宮へ。

今日は、壁に仕込む貫の制作を開始いたしました!

M学生棟梁を中心に、まず今まであった頼りない貫を抜き、新しい貫がドンピシャ入るように柱に貫穴を彫っていきます。
Mさんの正確な測量によるすみつけ・・・

CIMG9757.JPG

シティボーイT君、登場!
なんと今日はT君、作業服や!!!!!レアや!!!!!

T君も加わり、T君もライトを割り、作業は進む・・・
何故かよくライトが割れます・・・割ります・・・
みなさん、気をつけましょう♪

今日は柱にすみつけで終わり。

途中、横浜の大学生の方が見学に来られた。
町家の研究?をされているようで、いろいろ話しをしました。
良い研究になるといいですな~♪


町子&J&Y&M&T&横浜見学者
2007/09/13(Thu) 01:11:01

a.jpgJ君たちの熱心なはたらきで、大宮町家もどんどん若返りつつあり、ブログの展開を楽しみにしている。いい勉強をしているね。南側の壁を落としたと聞いて、さっそく下地の様子を見に行った。町家に入るとプーンと土の匂いがする。

細い竹小舞が編まれたばかりの姿でびっしりと一面を覆っている!明治のくたびれた 町家で、これほどまでに小舞がきれいに残っている例は見たことがない。大抵は結んでいる二分縄が切れ切れになって、土を落とす際に小舞もろとも落下して無惨な姿を呈しているものだ。近寄ってみれば、縄はほとんど健全な風で、ひょっとしたら昭和に入って壁を作り直したのではないか?と疑いたくなる。横に渡されたえつり竹は太いものを用い、縦のえつりに小舞と同じ細い竹を使っているのも面白い。

貫は、例にもれず、厚さ4分(12mm)、幅7cmほど。ここではよく見られるような側柱の裏側を欠き込んで裏から貫を釘打ちする手抜き工法ではなく、ちゃんと孔が開けられ、貫も長ものを通してある。長屋風情ではあるが、工事は丁寧と言えるだろう。通常は貫の向こう側に縦の小舞を編み、貫の側に横竹が来るのだが、ここでは逆遣 いになっている。南に通路があり、外側から編むことができるという事情によったものだろう。奧の間は側柱を室内に見せないように、貫は手前に寄せ、小舞をさらに手前に編んで大壁様にしている。

欄間小壁は貫を仕込まず、縦えつり竹を差し込んで、横竹を繁く入れていて、これはこれでなかなか美しい意匠になるなと感心。

一体に、小舞は壁土を支持する役目のものだが、それだけなら昔のように細くてもいい。今は耐力壁として存分にはたらいてもらいたく、地震や沈下などによる大変形に対して、壁面の面外への座屈に対抗する強さを小舞の太さが受け持っている。ただ、土の側からすれば、細い小舞の方が、表と裏の土が一体になりやすく、太い小舞ではその分、表と裏との土が切れやすい。昔は竹も始末して使ったということもあろうが、細くしなやかな小舞による薄くしなやかな土壁という工法も、近い将来、構造的に評価される日が来るかもしれない。

d.jpg

様子を見に来てくれたK棟梁の指示もあり、小舞はほぼこのまま利用しようということになった。地面の湿気を吸って藁が腐りほどけている裾の部分や、ところどころのほつれを補修する程度で済めば、ずいぶん小舞編みの作業は楽になる。ただ、貫はもっとしっかりしたものに替えようということになった。

落とした土をみれば、粘りがなく、凝結力はあまり期待できない。ほぼ同量の新土を練り混ぜようということになった。今週末には小舞編みと荒壁塗りができるかな?

 (S先生より / 次には耐力壁について説明します)

2007/09/12(Wed) 16:23:05
壁に残された町子印・・・
崩すのかわいそうになってきた・・・

そうや、崩れる前に撮影会や♪

97b9b6fd.JPG

崩れた町子印の魂は、全ての土壁船に振り分けられました・・・
これから、大宮を見守ってってくれるやろ!
2007/09/11(Tue) 01:10:13
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